AIテロメアサイエンスとは?
株式会社AIテロメアサイエンス(AITS)は、AIと再生医療を融合し、少子高齢化による社会課題の解決に挑む企業です。事業の三本柱は、①幹細胞培養上清液の国内外供給(大阪センターとセンシン3D培養による二系統体制)、②高度再生医療施設へのインバウンド送客(海外患者を国内提携施設へ誘導)、③変形性膝関節症に特化した再生医療の展開です。短期的には、幹細胞培養上清液の安定供給と販路確保を目指し、中長期では「From Pet to Human(動物医療から人間医療へ)」と「Quantum × Cell(量子技術と細胞治療の融合)」を核に、次世代医療の社会実装を推進します。AITSは、医療の未来を切り拓く革新的な取り組みを通じて、国内外の医療ニーズに応え、持続可能な医療社会の構築に貢献していきます。
- MISSION再生医療を、働きながら受けられる“日常の選択肢”として普及させ、誰もが無理なく回復できる社会の実現を目指します。
- VISION「From Pet to Human」「Quantum」「Commerce」を融合し、世界基準の再生医療UX(ユーザー体験)の創出を目指します。
- VALUEライセンス重視の安全性、データ優先の倫理、臨床証拠とフィードバック、オープンな連携、商業主導の医療を軸に展開します。
【社名の由来・テロメア(telomere)とは】
テロメア(telomere)は、染色体の末端に存在する特殊なDNA構造で、細胞分裂のたびに短くなっていく特徴があり、染色体の末端を保護し、遺伝情報の安定性を維持する役割を果たしています。DNA複製の際、染色体の末端部分は完全には複製されず、細胞分裂のたびにテロメアが短縮します。この短縮が進むと、細胞は分裂を停止し、老化や細胞死(アポトーシス)を引き起こします。
AIと再生医療の融合による社会課題の解決
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幹細胞培養上清液を二系統で供給。3D培養は従来の6~10倍の高濃度エクソソームを含有。海外販路はモナコ、ドバイ、ウズベキスタン、インド、タイを中心に、将来的には欧米展開も視野に入れています。

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高度再生医療を希望する海外患者に対し、Clinic-K(銀座)、K.sクリニック、センシンクリニック(外苑前)などの提携医療機関へ送客を行っています。

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「ひざ痛み解放治療」として、変形性膝関節症に特化した再生医療を全国で展開。高齢化に伴う膝の悩みに対し、幹細胞を活用した先進的な治療法を提供し、患者様の生活の質向上を目指します。全国の提携医療機関を通じて、安定した治療体制を構築しています。

プロダクト・サービス
- 【人向け】 幹細胞培養上清液(脂肪・骨髄・歯髄・臍帯)をフリーズドライ加工し、クリニック向け卸販売を強化しています。
- 【動物向け】 臍帯由来の犬種別MSC上清液を活用し、論文化・治験を経て、全国の動物病院向けに卸展開を予定しています。
- 【富裕層パッケージ】 高級リゾート型幹細胞治療として、自家幹細胞を投与し、血液AI解析を組み合わせた先進的な治療パッケージを提供します。
市場課題と社会的意義

日本では少子高齢化により「健康寿命」と「労働寿命」の乖離が生じ、年間約8兆円の経済損失が発生しています。AITSは幹細胞培養上清液を再生医療の入り口とし、働き続けられる健康状態の維持を支援することで、持続可能な社会の実現に貢献します。

